YOKOのパラオニュース


2004.8.18


こちらパラオは海の日近辺とお盆がやはりにぎわいます。 が、例年7-8月は台風の可能性も高く、海況は一種ギャンブルです。 今年の場合、6月後半3週間は台風で壊滅的(コーナーに1日も行けず) 7月3-24日まで凪が3週間続き毎日コーナー。 その後は今日まで3週間大荒れでビッグドロップすら厳しいといった状況です。 沖縄周辺に台風が停滞すると、その余波でコーナー方面が荒れて潜れなくなります。
お盆はピークでも日本人13人。8月15日以降はゼロの日が10日続きます。 今年の夏はパラオはダイバー少なかったですね。次のピークに備えて準備です。 さて、前回からの続き、4月以降のFISH&FINS(FNF)のニュースです。

(1)吉野雄輔氏 来島
水中写真家の吉野さんが3度目のFNF滞在。4月15-30日までです。 今作っている幼魚大図鑑のため更に良い写真を集めています。世界に類をみない、 日本の魚の全ステージ(幼〜成魚)を集めた大図鑑ができるそうです。 うちの店の前の湾内だけで1日3-4本潜ったりもします。1本2時間は当たり前。
イレズミフエダイ1
(3)デイドリームでペリリューへ
4月17日。デイドリームの遠藤さんがペリリューへ行くというので吉野さんと乗せてもらいました。 知る人ぞ知る、年に2回くらいしか見れないイレズミフエダイの大群を狙ってです。 この魚は普通は1匹すら見られないのですが、春と秋の各数日間のみ、ペリリューのイエローウオールに 産卵で何千匹と群れるのです。今回は大当たり、4000匹くらいでしょうか。すばらしい。 毎年GW前くらいが確率が高いのですが、珍しいのでガイドの私ですら2-3回しか見ていません。 逆に見た場合、お客さんでなくガイドが狂喜乱舞しているはずです。普段はいないので。

(4)デイドリームでカヤンゲルへ
4月26-27日、デイドリームの秋野さんがカヤンゲルの調査に行くというので吉野さんと同行。 ここはコロールからボートで2時間以上北上、ペリリューの2倍くらい遠い人口100人の島。 遠いしガソリンも高く、荒れると帰って来れないので滅多に行けません。 ポイントは未開拓で当たり外れもあり、今回はハズレのペリリュー、シャークシティーみたいな感じでした。 当たると、シルバーチップシャークなどがすーっと通ります。まあ、一発狙いのダイビングです。 夜は島の家に小学生の夏休みのように総勢15人くらいで雑魚寝。パラオ人ボートマンの作る まさにパラオ料理は豪快でオイシイ。素朴な島の散歩も楽しい。
カヤンゲル出発
カヤンゲル宿
カヤンゲル散歩
(6)GWは日本人50人の日も
今年は名古屋JAL便のダイバーが大挙し、ゴールデンウイーク、多い日はFNFに日本人50人。 9ボートです!どうするか?7時半から30分ずつ2ボートずつ出して行き、私は交通整理をしながら最後に9時のボートで出かけます。 日本人ガイドでなくても、FNFの明るい外人ガイドと知り合いになれ、それもまた外国らしくて楽しいものです。 毎年GWに来る常連さんも多く、パラオでまた再会です。(お盆、正月も同様) パラオは5月上旬くらいまでが海が荒れず特に狙い目です。
GWボート
(8)ペリリュー島内観光
ダイバーのレベルが揃い、6人以上の希望者が集まり海況がいい時はペリリューでのダイビングもお受けしています。 (ただし遠いため追加料金がかかり、またダイビングも荒野に時々大物がスーっといった感じで、コーナーのような群れではありません。) 希望者は2ダイブ後、島に上陸、現地ガイドを雇って2時間ほどの戦跡巡りツアーに行けます。(1人+$20) ミクロネシア一の激戦地で、この人口数百人の島で12000人もの日本兵が亡くなりました。パラオ人たちは親日家で 「日本人がいろんなことを教えてくれた。」と言い日本の文化が大好きです。パラオ人ガイドは日本アメリカどちらの国を責めるでもなく、 優しく穏やかに昔を説明します。 ペリリュー島の人気パラオ人ガイド タンジーは、5月、新しい戦争資料館を島内にオープンさせました。 日本軍の野戦病院の建物をそのまま資料館として再利用しています。
ペリリュー資料館
石碑
コバンハゼ
(2)YOKO,勉強ダイブ
吉野さんは友人が多く、パラオに来てもいろんなショップに知り合いがいます。 この間私は日本人ゲストはいないため、仕事を休んで毎日助手をしました。 何になるか?アシストをしながら他ショップで潜るのは大変有意義です。 アクアマジックの長野さんのところで、浅場でこんなコバンハゼを見ました。 同じパラオでも、各店各ガイド、得意ポイントも違うしおもしろいですね。
イレズミフエダイ2
カヤンゲル夕食
カヤンゲル宿2
(5)クルーズコントロールのガイドたち
クルコンのカメラ大好き熱い社長ハシゾーさん、魚おたくゴチョーさん、そして吉野さんと魚を語る夕食会。 作ったメニューは日本を懐かしんでちらし寿司と茶碗蒸し。「うめー!すげー!」とすぐなくなる。 彼らの撮り貯めた写真を持ってきてもらい、吉野さんが「これもオーバーじゃーん、もったいねー。」とキビシク斬る。 ゴチョーさんは7月で退職し実家に帰られたそうで、いい人だったので残念です。
クルーズコントロール
(7)オーシャンハンターU(OHU)就航
FNFで出している最大定員6名のダイブクルーズOHTの第2号、OHUがついに就航。 オーナーNAVOTが中古船を買って、フィリピンに半年くらい滞在して大改造し、運転して帰ってきたのが5月11日。 これからは2艇とも運行します。OHUは最大定員14名で、7日間海に出っぱなしで寝泊りします。 食事は3食とも豪華フルコース、1日最高5ダイブまででき、2名1室、全室シャワートイレ付き。 朝目が覚めるとそこはブルーコーナーの上だったりします。 豪華を売りにしており、1泊あたり$400くらいの計算になります。 希望者には短期間のみの乗船も可能です。近くに停泊している時は船内を見に行きましょう!
オーシャンハンター
(9)世界中のダイバーと戦跡を見ること
今日エキサイティングなペリリューを一緒に潜った、世界中のダイバーと島内を小型バスで回ります。 ドイツ、日本、アメリカ、スイス、フランス、パラオ、香港・・・・いろんな国のダイバーたち。 みな静かに、一緒に戦跡を見ています。パラオ人のゆっくりした英語での説明。 時々、戦跡ツアーでお客さんたちの後姿をみながら、涙が出そうになることがあります。 今は仲良く、一緒のボートでダイビングを楽しんでいる私たち。なんて幸せなんでしょう。
戦跡ツアー
(10)米国太平洋艦隊司令長官 ニミッツ元帥の言葉
日本軍はペリリュー島で玉砕(全員が戦死するまで戦う)しました。残ったアメリカ人兵士は 「このペリリュー島で日本、アメリカ兵とも誰1人卑怯者はいなかった。みんな勇敢に死んでいった」と言ったそうです。 ニミッツ元帥は次のようなメッセージをペリリュー島に残しています。 「諸国から訪れる旅人たちよ この島を守るために日本軍が いかに勇敢なる愛国心を持って戦い そして玉砕したかを伝えられよ」

@エッセイ3「どうしてパラオを選んだのか」
 

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